無利子無利息!? 日本政策金融公庫の『新型コロナウイルス感染症特別貸付』について調べてみました
~新型コロナウイルス感染症特別貸付について~
コネクト22・情報発信担当の岡村です。
コネクト22も、4月に入り、新年度を迎える新たな季節になりました。
ですが、今、
新型コロナウイルス感染症の影響で、国民全体に不安が広がってきています。
都市部では緊急事態宣言発令のニュースも報道されており、いつ、終息するかの目途も立っていません。
防府市内でも、影響が出ている事業所が多く出て参りました。
コネクト22では、
新型コロナウイルス感染症に関連した支援情報などもFacebookやホームページにて随時掲載していますが、
こちらのブログでも、お役に立てるような情報を掲載できたらと考えています。
今回は、日本政策金融公庫の『新型コロナウイルス感染症特別貸付』についてです。
■日本政策金融公庫・新型コロナウイルス感染症特別貸付■
↓
こちらをクリック
気になる事はいくつかあるかと思いますが、
●申し込みに期限があるのか?
●申込枠に制限があるのか?
●対象事業者は?
●既に現在利用がある場合の追加融資の可否は?
●限度額は?
●申込方法は?
●無利子になる方法は?
日本政策金融公庫ホームページにある「新型コロナウイルス感染症特別貸付等に関するQ&A」に
掲載されている内容を基に、順番にお伝えしていきます。
※参照元:【中小企業事業】新型コロナウイルス感染症特別貸付等に関するQ&A
Q)申し込みに期限があるのか? 申込枠に制限があるのか?
A)こちらについてですが、 申込期限はなく、十分な融資規模に対応できる予算が手当てされております。
Q) 対象事業者は?
A) 新型コロナウイルス感染症の影響で、一時的に売上の減少など業況悪化をきたしているが、
中長期的にはその状況が回復し、かつ発展する事が見込まれる中小企業者で、
さらに別の要件に当てはまっている事業者が対象になります。
①最近1ヵ月の売上高が前年または前々年の同期と比較して5%以上減少している方
②業歴3ヶ月以上1年1ヵ月未満の場合は、最近1ヵ月の売上高が下記のいずれかと比較して5%以上減少している方
・過去3ヵ月(最近1ヵ月含む)の平均売上高
・令和元年12月の売上高
・令和元年10月から12月の平均売上高
Q)既に現在利用がある場合の追加融資の可否は?
A)こちらに関してはいくつか条件が記載されていました。
まず、直近でのご利用や返済が始まったばかりの方についてですが、
新型コロナウイルス感染症の影響により、資金繰りに影響が出た場合は、ご相談を承っております。
お気兼ねなくご相談ください。
1月29日以降に、新型コロナウイルス感染症に関する経営相談窓口に相談して、
融資をしてもらったばかりの方でも、
一定の要件に該当すれば、ご融資後であっても、ご融資時に遡って新型コロナウイルス感染症特別貸付の
融資条件を適用することができる
と書かれています。
創業後3ヵ月未満の方は、新型コロナウイルス感染症特別貸付のご融資はご利用いただけません
との事ですが、
条件に合った融資制度の説明も受けられるようです。
「先月創業したばかりだ。」という方も、
お話を聞きに行かれてみてください。
Q)限度額は?
A) 既存の融資制度の残高にかかわらず別枠で、6,000 万円です。
※このうち 3,000 万円を限度として、当初3年は災害発生時の融資制度に適用される基準利率1.36%から 0.9%低減した0.46%の利率が適用されます。
3年経過後は災害発生時の融資制度に適用される基準利率1.36%となります。
この段階では、無利子ではないですね。
Q)無利子になる方法は?
A)特別利子補給制度により、実質的に無利息となります。
特別利子補給制度とは、日本政策金融公庫等の「新型コロナウイルス感染症特別貸付」により借入を行った中小企業者のうち、
以下の要件を満たす方は、返済の際に支払った0.46%の利息を、後に補給(給付)することで、実質的に無利息になるというものです。
【要件】
①個人事業主(事業性のあるフリーランス含み、小規模に限る):要件なし
②小規模事業者(法人事業者) :売上高▲15%減少
③中小企業者(上記➀➁を除く事業者):売上高▲20%減少
※小規模要件
・製造業、建設業、運輸業、その他業種は従業員20名以下
・卸売業、小売業、サービス業は従業員5名以下
【利子補給】
・期間:借入後当初3年間
・補給対象上限:(日本公庫)国民事業3,000万円
※特別利子補給制度の具体的な手続きや実施機関などについては、
詳細が中小企業庁ホームページ等で公表されるまで今しばらくお待ちください。
Q)申込方法は?
A)防府市内に事業所のある方は、防府商工会議所または
防府市中小企業サポートセンター(CONNECT22)までご相談ください。
申込用紙の他、必要書類をご用意しております。
制度の内容や書類の書き方、現在の借入状況を踏まえて、アドバイスさせていただきます。
最初のご相談の際に、決算書2期分を持参いただくとスムーズです。
書類が全て整ったら、こちらから日本政策金融公庫に書類をお送りします。
日本政策金融公庫の各支店にお問合せも可能です。
山口県内の各支店は、下記画像をクリックしてご確認下さい。
支店の窓口にご来店いただかなくても、お申込手続き・ご提出書類をダウンロードいただけます。
こちらの記事を読んで、聞いてみたい事や気になる事がございましたら、
防府商工会議所や防府市中小企業サポートセンター(CONNECT22)までご相談下さい。
※情報は随時改定される場合もあります。必ずご自身でも一度お確かめ下さい。
※対象になればすべての事業者が融資を受けられるわけではなく、公庫による審査があります。
また、経営に関する相談を受け付けています。是非お気軽にお越しください!
防府市中小企業サポートセンター(コネクト22)・相談予約
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