離れていても繋がる想い 葬儀のインターネット中継サービス
~日経MJ 5月8日号より抜粋~
コネクト22・情報発信担当の岡村です。
新型コロナウイルスの影響を受けている業種と質問された際、
真っ先に浮かぶのは
『飲食業』『サービス業』という方も多いのではないでしょうか。
飲食業に関しては、
4月以降、テイクアウトの特集をしている自治体も全国的に増え、
連日メディアでも取り上げられているので、
無意識のうちに「大変だな。」と刷り込まれている方もいらっしゃるかと思います。
ちなみに、
サービス業で影響の出ている業種、と聞かれて真っ先に何が浮かびましたか?
先日、来所されたお客様とこんな会話をしました。
「先日、葬儀に参列したんだけどね、
家族写真を撮る際に、
カメラマンさんがシャッターを押すまでマスク外せなかったんよ。
撮り終わったらみんなで一斉にマスク装着してね。
なんか不思議な感じがしたんよね。」
そのお客様がお帰りになられてから、
冠婚葬祭のように
人が多く集まる事が大前提とされている行事はこれから先、
様式が変わる可能性があるのだろうか、とふと気になり調べていた際に、
「葬儀」について書かれている記事を見つけました。
日経MJ 2020年5月8日号からのご紹介です。
日比谷花壇、葬儀のネット中継
日比谷花壇(コチラ → https://www.hibiyakadan.com/)では、
5月1日から、葬儀のインターネット中継を始める。
同社が手掛ける葬儀「日比谷花壇のお葬式」(コチラ →https://www.hibiya-lsp.com/)
の利用者に、無料で提供する。
対象地域は東京都、神奈川県、千葉県、埼玉県と大阪府、京都府、兵庫県。
サービスの提供期間は「葬儀への会葬が自粛される当面の間」としている。
緊急事態宣言を受けて外出自粛の要請がされていた際、
「社会生活を維持する上で必要な施設」として葬儀場が指定されていたため、
葬儀に関わる外出は制限されていませんでした。
ですが、
・都市部から帰省ができず、参列が困難
・病気治療中で感染リスクが高く、人が密集する場所への参加が困難
・クラスター(集団感染)に配慮しなければならない
など、様々な理由から
家族葬、告別式のみを行う一日葬、火葬のみを行う火葬式(直葬)
など規模を縮小して行うケースも増えているそうです。
志村けんさんや岡江久美子さんのように、
新型コロナウイルスが原因で亡くなられてしまった場合、
最後のお別れができず、お骨でご自宅に帰るなど、
通常時の葬儀とは異なる対応だったこともニュース等で報道されていました。
最後のお別れをしたい、きちんと送り届けたい、
生前世話になった人だから参列したい、という思いは、
誰しもが抱く思いのはずです。
ですが、
その思いを優先できない状況である事も誰もが感じているはずです。
でも、インターネット葬儀なら、
参列したいけどできない方や、
来ていただきたい方に声をかけるのをどうしようと悩んでいた遺族、
どちらの想いにも対応しているサービスではないかと感じています。
ひと昔前なら、
葬儀のインターネット中継と聞くと「バチ当たりな!」なんて批判もあったかもしれません。
今、この状況だからこそ、
その手があったか!と新たなサービスとして受け入れられたもののひとつのように思います。
「三密対策」と言われ、
今まで当たり前のようにあったものが、形を変えたり、なくなったりしてきています。
葬儀のインターネット中継のように、新たなサービスを開始された企業も多くあります。
「お葬式は誰のためのもの?」
というフレーズを見た事はありませんか?
故人のためか、遺族のためか、その両方なのか。
葬儀のインターネット中継が、リアルの葬儀に取って変わることはないと思います。
ただ、
悲しみを共有でき、参列できなかったという後悔を残さず、
前を向けるような大きなきっかけを与えてくれるサービスには違いありません。
離れていても、画面上で繋がる想いはきっとあるのです。
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