業務の効率化を図る上で役立つツールとして、パソコンで行っている事務作業を自動化できる「ソフトウェアロボット技術～RPA」があります。

コネクト22では今回、中小企業診断士である篠田典彦氏を講師に迎え、この自動化ツールの代表格である「RPA」を体験するセミナーを開催しました。

 

 

 

本セミナーでは、マイクロソフトのPower　Automateを使って、3つの請求書（サンプル）から「取引先」と「請求額」を抜き出してエクセルにまとめる、という作業を体験してみました。

 

フローチャートにすると（下図参照）、プログラミングの基本的な構造は、

　●順次・・・1番目に〇〇する、2番目に〇〇するなど順に処理をして行くこと
　●分岐・・・もし、「はい」だったら★★する、「いいえ」だったら□□する、のように分かれて処理をすること。
　●反復・・・〇〇になるまで△△する、のように○○の条件をクリアするまで繰り返し処理をしていくこと。

　の三つです。

 

 

 

この手順を頭の中でイメージ出来るようになると、プログラムをスムーズに動かすことが出来ます。

そして、この作業を「順次」「反復」することで、何枚もの請求書の「取引先」「請求額」等を自動的にエクセルの表に一覧化することができます。

 

このようにRPAは「定型業務」を行うには優れたツールですが、RPAを操作するには訓練が必要です。まずサンプルデータを用意して、構築のプロセスのイメージを持てるようPower　Automateを繰り返し動かし、慣れることが大切とのことでした。

 

 

防府市中小企業サポートセンターでは、これからも事業者の皆さまのお役に立つセミナーを企画しています。SNS等で随時告知してまいりますので、是非ご参加ください。お待ちしています。