企業活動の課題のひとつとして人材不足が上げられるのではないでしょうか？

従業員一人当たりにかかる負担が増すことで、仕事上のミスが増えたり事業縮小を余儀なくされることもあります。こうした課題を補うための「ハローワーク求人」をベースとしたセミナーを開催しました。

 

“求人採用の第一歩”はハローワークからです。現在ではネット検索も可能になっておりスマホで検索する人も増えているようです。

求職者は「給与待遇」だけではなく、求人票の文面からの「働きやすそう」「自分が成長できそう」な雰囲気等を汲み取り、選択肢とする傾向にあるようです。

 

ハローワークの求人票は、「どのような方に来てほしいのか」を明確に記載し、求職者目線になるように配慮した上で、曖昧な表現は使わず、自社ならではの魅力を自社の言葉で具体的に伝えることが大切です。

 

 

求人票の作成のポイントとして、次の四点があげられます。

 

　1.　職種の紹介・・一言で終わらず、キーワード（28文字程度）を加えるようにすると目にとまりやすい。

 

　　例）プラスチック製造職→

　　　　　【モノづくり未経験も可】プラスチック製品の成形オペレーター

 

 

　2.　仕事内容・・360文字程度で、入社後はどんな働き方なのか思い浮ぶように記載する。

 

 

　3.　求人票の特記事項・・空欄にせず、600文字程度でプラス要素を記載する。

 

　　転職の三大理由として、人間関係・労働環境条件・将来性（未来の自分づくり）の三点があげられます。
　　「自社の強み」が活かせる部分を「お金以外で得られること」として伝えましょう。
　　「就業規則や服務規程」や労務管理などがしっかりと整備されていれば、求人票で積極的にアピール
　　しましょう。

 

　4.　画像登録・・画像情報を追加して文章で表現出来ない内容を視覚的にアピールすることが可能になりました。

 

 

 

また採用については、面接官の「好きな人材」を選ぶのではなく、自社の採用基準に合致した人を選ぶことが大切で、面接時もいきなり志望動機を聞くのではなく、リラックスした雰囲気で安心感を与え、多くの情報を引き出すことも必要です。

 

 

 

受講していただいた皆さんには、「集める」「見抜く」「惹き付ける」という人材採用の要であるこの三点と、そして求人票を「会社をアピールする求人広告」に変える必要性を学んでいただきました。

 

 

 

 

コネクト22ではこれからも事業者の方々に役立つセミナーを予定しておりますので、皆さまのご参加お待ちしております。