データ分析は、デジタル社会を生き抜くために必要不可欠な力になりつつあります。

例えば、防府市のホームページには、市の基礎資料として、また事業などに活用できるデータとして駅周辺や商店街などの“まちなか人流データ”が公開されています。

そこで、工学博士でデータサイエンティストの坪郷浩一先生を講師にお迎えし、データ分析とその方法・活用についてお話ししていただきました。

 

 

 

まず、データ分析に必要なのは

　●ビジネス力
　　　　課題背景を理解した上で、ビジネス課題
　　　　を整理し解決する力
　●データサイエンス力
　　　　情報処理、人工知能や統計学などの情報
　　　　科学系の知恵を理解し使う力
　●データエンジニアリング力
　　　　データサイエンスを意味のある形に使える
　　　　ようにし、実装、運用できるようにする力

という三つの力です。

特に「ビジネス力」については、顧客とのコミュニケーション力をつけることが課題や悩みへの近道になり、より最適なデータ分析が行えるようになります。

 

 

商圏分析、人流分析および購買分析については、実例などを交えながらお話いただきました。また、データを分析する上で思考を阻害する要因を自ら考えていただき、他の受講生と共有・比較することで新たな気づきを感じていただく、というワークも実施しました。

 

 

 

実際に地域経済のデータを用いて分析し、新しいビジネスについて考え、ワークを通じて他の方の意見を聞くことで、一つのデータを多面的に見る大切さに気付いていただけたことと思います。

 

コネクト２２では、これからも事業者の方々に役立つセミナーを予定しております。ＳＮＳ等で発信して参りますので皆さまのご参加をお待ちしています。