3月19日、防府市創業・交流センターにて「デジタル活用セミナー」を2部構成にて開催しました。

 

第1部では株式会社スワークス代表取締役の村田良輔さんを講師に迎え、「IT活用・DX推進　お勧め、話題のITツール10選」についてお話ししていただきました。

 

AIの登場により企業は「弱肉強食」ではなく「適者生存」の時代に移り、DXによる「変革」を考えると、意思決定が早くできるフットワークの軽い中小企業は大企業よりも有利と言えます。DXを改善計画の手段として、現在の業務を洗い出し、そのために必要な事柄に優先順位をつけて実施して行くことが必要です。そして業務委託先を探し出すこともポイントで、外部人材を効率的に活用し新たなチャレンジ（変革）ができるコンパクトな組織を作ることでDX化は促進できます。

製品は商品検討や分析を行った後速やかに市場に出し、反応をもとに次の開発をしていくスピード感が生産性を高めることに繋がります。

 

 

 

また話題のITツールとして、ChatGPT、Claud３、電子契約、クラウド系会計ソフト、POSレジ、オンライン決済、リモート、ネットショップ、メールマーケティングツール、簡単なプログラミングなどが紹介されました。

 

第２部では、市内で料亭を経営されている株式会社桑華苑　代表取締役の中谷　泰さんと、季節の香りを毎月フレグランスレターとして提供されている合同会社ゴーンワークス代表の鈴木祥太郎さんにY-BASEのデジタルツール活用した体験談を対談形式でお話ししていただきました。

 

桑華苑では、従来料理の予約を電話で受けて手書きの予約帳に転記していましたが、その対応方法に限界を感じ、改善策を求めてY-BASEに相談されました。Y-BASEで提案されたスマホでも利用できるEDISON（エジソン）という予約システムの導入により予約受付にかかる時間が短縮され、業務の効率化を図りました。

また、従業員のシフト管理についてもoplus（オプラス）というシステムにより、各部屋の担当者を社内で一覧・共有化することが出来ました。

 

 

 

合同会社ゴーンワークスは東京で起業した後に防府に移転されました。地方での営業手段としてサブスクの活用に着目しましたが、その決済方法に課題を感じ、Y-BASEに相談されました。提案された「カラーミーリピート」は毎月の決済やリピート販売がスムーズになり業務の効率化に繋がりました。

 

 

 

「デジタル化」は、うまく活用することで人手不足や生産性向上に有効な手段といえます。

 

防府市創業・交流センターに併設の「Y-BASE防府サテライト」ではDX活用拠点としてお気軽にご利用いただけます。「デジタルを活用したいがどうしたらいいかわからない」そんな課題をお持ちの方は是非ご相談ください。お待ちしています。