AIの性能が飛躍的に向上したことで、様々なコンテンツが誕生しました。

特に対話型AI“ChatGPT”は他のオンラインサービスと比較しても驚異的なスピードでユーザー数が拡大しています。

業務効率を向上させ、事業の成長を支えるツールとなる“ChatGPT”の活用をテーマとしたセミナーを開催しました。

 

まず、生成AIからの回答を効果的に引き出すため、プロンプト（AIに入力する命令や指示）の作成が必要となります。

 

効果的なプロンプト作成のコツとして

　●具体的に指示する（質問者の情報など）
　●出力形式を指示する
　●会話のラリーを行う
　●例を示す

が、挙げられます。

 

 

 

マーケティングなどで実践する場合、「○○のアイデアを教えて」など漠然とした内容ではなく、「20代から30代の若いカップルや家族にどのようなプロモーションをしたら良いか？」という、ターゲット顧客を特定するといった具体的な内容にすることでより精度の高い回答が得られます。

 

また“ChatGPT”との会話を発展させるテクニックとして次のような点が挙げられます。

　●拡散（アイデアを広げる）
　●深堀り（詳細を探る）
　●収束（絞り込む）

 

このようにプロンプトを磨いていき、より良い回答を得ることで事業活動に役立てていきます。

 

注意点として“ChatGPT”は最新情報を知らないことがあり、文脈の理解に限界があるので融通が効かなかったり、たまに誤った情報を提供することもあります。出力結果は必ず人間の目で確認するということが大切です。

生成AIといえば従来は大企業が導入するイメージでしたが、今や誰でも手軽に活用できる時代となりました。生産性向上や顧客満足度の向上等、今取り組むべき課題に生成AIが活かせるかもしれません。