コロナ禍で「ワーケーション」の需要が高まる!
~日経MJ 8月28日号、9月21日号、9月23日号より抜粋~
コネクト22・情報発信担当の岡村です。
Go To キャンペーンの情報が連日のように報道され、
「今まで行った事のない、県内の施設に宿泊してきたよ。」
「山口県に、こんな施設があったんだ!って再発見できた。」
といったお声を聞く機会がありました。
10月1日から、東京都もGo To トラベルが解禁になり、
観光客の増加も見込まれると予想されています。
日経MJにも、Go To関連の記事がいくつか掲載されていましたが、
その中でも、「ワーケーション」について書かれている記事がいくつかありましたのでご紹介します。
「ワーケーション」とは、
「ワーク」(労働)と「バケーション」(休暇)を組み合わせた造語で、
観光地やリゾート地でテレワーク(リモートワーク)を活用しながら、働きながら休暇をとる過ごし方です。
ワーケーションによる地域振興が期待され、
2019年11月に、7道県と58市町村で構成する「ワーケーション自治体協議会」が設立されました。
山口県は、長門市が参加しています。
(2020/10/2現在:1道13県98市町村)
企業がワーケーションを取り入れることで、
オフィスとは異なる環境でリフレッシュしてモチベーションを高めて業務に取り組むことができ、
チームの結束を強くするといった効果が期待できるほか、
従業員にとっては、長期休暇をとりつつ、重要な会議だけにテレビ会議で出席するなど
柔軟な働き方・休暇の取り方が可能になるといった利点が考えられると言われています。
働き方改革と、新型コロナウイルス感染症の流行に伴う
「新しい日常」の奨励の一環として位置づけられています。
日経MJ 8月28日号、9月21日号、9月23日号からです。
新型コロナと共存する時代に、「コロナだから仕方がない」と考えるのではなく、
より魅力ある施設にするための取り組みや、
星のや軽井沢で、1週間滞在されたお客様の例を挙げ、
コロナ禍に実際に体験した変化について語られています。
ANAホールディングス傘下の旅行会社ANAセールス(東京・中央)は、
1週間ほどの期間で地方での仕事と観光ができるプランを販売する。
スタートアップ企業と組み、仕事先で働くプランと往復の航空券、
仕事する期間前後の宿泊先を同時に予約できる。
若年層の需要開拓に加え、新型コロナウイルスの影響で減少する旅行需要の回復につなげたい考えだ。
詳細は → コチラ
ワーク(仕事)とバケーション(休暇)を組み合わせた「ワーケーション」の広がりを受け、
沖縄のホテルが設備やサービスを拡充している。
通年の利用が見込めるため、夏季に集中する観光需要を分散できる。
観光客の大量受け入れから、限られた人数で付加価値を高めた観光への転換は、
新型コロナウイルス対策の観点からも重要となっている。
北洋銀行は首都圏の企業に対し、北海道での仕事と休暇を組み合わせた「ワーケーション」の誘致を始める。
同行の東京支店のネットワークを活用し、道内のホテルでのワーケーションに関心がある企業を掘り起こす。
詳細は → コチラ
「在宅ワーク」「テレワーク」「リモートワーク」など、
新型コロナ以前からもありましたが、
外出自粛期間をきっかけに急速に広がってきた印象があります。
こうした動きに伴い、自宅でなくても休暇と併用して旅先で仕事をする
「ワーケーション」に注目が集まるようになってきました。
今や、働く場所にこだわらなくても、
ネット環境さえあれば、どこでも働く事が可能になってきています。
都市部から地方への移住者が増加している、と言われているのも
こうした要因があるのではないでしょうか。
捺印書類の処理、交通費の処理、勤怠管理、仕事と休暇の線引きなど、
様々な課題はあるようですが、
罪悪感が少なく長期休暇の取得がしやすくなることや、
リフレッシュによりモチベーションが向上する可能性もあり、
家族との時間を作ることができ、
いつもと異なる環境で仕事をすることで新しい発想やアイデアが得られる可能性もあるなど、
メリットもあります。
働き方もそうですが、
生活様式、イベントなど、新型コロナにより様変わりしたものはいくつかあります。
変化したものに順応していくことも、コロナ禍では重要なことかもしれません。
もし、「ワーケーション」の利用ができるなら、どんな場所に行ってみたいですか?
Wi-Fiを含めた仕事の環境が整っている場所、
携帯電話やアプリでの通話に支障がない場所、
自然や趣味を楽しめる場所、
家族でゆっくり過ごせる場所、
色々と想像が膨らみます。
県内でも、普段行くには距離や時間もかかるような場所があるので、
こうした機会を使って利用するのも、新たな発見があるかもしれません。
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