「売上が伸びない…」「集客が上手くいかない…」そんなお悩みに直面することもあると思います。そこで、「売上げを生み出す仕組みづくり講座」を開催しました。

 

〇売上不振時の挽回策によくある失敗例

 　●安売りに走る⇒利益が出ない

　●取扱商品数を増やす⇒在庫が増える

　●過度のサービス⇒経費が増える

 

 

売上不振の挽回策が一時的な効果で終わりそうであれば、安定的な「売上、利益」を目指す、「仕組み」をつくることが大切になる。

 

 

〇「売上を生み出す仕組み」＝売り込みをしなくても売れていく状態を目指す

 

そのための必要な考え方として

　●売上＝客数×客単価であることを再認識する

　●「誰に対して」、「どんな商品を」、「どうやって売るか」を考える

 

手順として

　　1．顧客がその商品に抱いているニーズを考える
　　2．ニーズから見えてくるターゲット像を考える
　　3．ニーズとターゲット像から、自社商品のアピールポイントや販売方法を考える。

　　4．1.～3.を繰り返す

 

 

 

〇成功事例からその要因を探ることも重要。

 

　●商品・サービスに魅力がある

　　⇒唯一無二の看板商品があり、その商品の専門店になっている。

　●「数量限定」、「本日のみ」、等の特別感を出している

　　⇒行列ができるよう仕掛けていく。

　●人だかりの際の写真をＰＯＰに使用、売れ残り感を出さない

　　⇒繁盛しているように見せる。

　●写真に撮りたくなるキャラクターを使用、商品の組み合わせの意外性で話題作り

　　⇒口コミで顧客に宣伝してもらう。

 

 

〇失敗事例から学ぶことも必要。

　●目玉商品Aはどこに置いても売れる

　⇒店奥の棚へ陳列

　⇒目に触れにくく売れ残ってしまった

　※どんな魅力的な商品でも、見つけてもらえなければ売れない

　●大晦日に商品の売れ残り防止のため早い時間から値引きした

　⇒早い時間に完売したが、売上高は前年を割ってしまった。

　※前年データに基づいて値引き開始すべきだった。

 

「売上を生み出す」ヒントは身近なところにあるかもしれません。

いろんな視点で観察し、事業に活用することが必要です。

 

 

当センターでは引き続き事業の役に立つセミナーを開催しますので、ご期待下さい。