売り場やお店の情報を提供したり、商品の魅力をお客様に伝える広告の一つにPOPがありますが、このPOPには、「モノPOP」と「コトPOP」とがあります。

 

商品の特徴や機能、価格などを伝える「モノPOP」に対し、「コトPOP」とは商品によって得られるお客様のメリットを伝え、お店とお客様との距離を縮めることでお客様の「買いたい！」という気持ちを引き出すことが出来ます。

 

今回、この「コトPOP」に焦点を当てた実践型セミナーを開催しました。

 

 

 

まずPOPを作成するにあたり講師の先生から、手書きの重要性についてお話がありました。

手書きには人の感情を強く刺激する効果があり、「特別感が出せる」「親近感や人柄を感じてもらえる」などのメリットがあります。

 

 

また、キャッチコピー等の書き出しについては、

 

　①　お客様の知りたいことを書くこと。「どう書くか」より、「何を伝えるか」が重要。

 

　②　POPの文字は、最後の部分を止めること。

 

　③　レイアウトは上部にキャッチコピーや商品名、下部は説明文にする。

 

の三点が大切になります。

 

 

また、ブラックボードなどのPOPを作り込んでいく際の注意点として

 

　①　基本的には白のマーカーで記入する

 

　②　文字の周りに余白をとる

 

　③　文字の大きさにメリハリをつける

 

　④　文字の色数を決める（2色か3色以内が好ましい）

 

　⑤　吹き出しやハートマークなどの記号を入れる（2個以内）

 

などがあります。

 

 

これらの点を踏まえ、受講生の皆さんには「どうやったらお客様の心に刺さるか」を考えながら実際にボードを作っていただき、作品はそれぞれ持ち帰っていただきました。

 

 

コネクト22では、これからも事業者の皆さまのお役に立つセミナーを予定しております。

SNS等で発信して参りますので、皆さまのご参加をお待ちしています。