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コネクト22・情報発信担当の岡村です。

 

後編では
過去に参加したオンラインセミナーなどでお話のあった
「どういった方がキッチンカー事業に向いているのか」
「どのようなメニューが成功しやすいのか」について解説していきます。

 

 

 

以前、
キッチンカー事業のコンサルタントをされている方のオンラインセミナーに参加した際に、
キッチンカー事業に向いている商品、
人物像などのお話を聞くことができました。
そのお話を紹介する前に、
「大前提ですが」と前置きされたお話を最初にご紹介します。

 

店員さんの印象が良く、
料理のおいしいお店には「また行きたいな」と自然に思えますよね？
飲食店だけでなく、
どの施設にも同様のことが言えます。
固定店舗だから、
キッチンカーだからと分けて考えるのではなく、
どの商売をする上でも、
大前提は見失わないようにしましょう、とのことでした。

 

 

この話を踏まえた上で、
どんな人が向いているのか、お話に挙がった例をご紹介していきます。

 

■情熱とやる気のある人

キッチンカーの場合、接客と調理を一人で行わなければならないため、
接客も調理も好きな方のほうが向いていると言われています。
プラス、情熱とやる気のある方、笑顔が素敵な方は長く続いているとも話されていました。
これはキッチンカーに限らず、どんな業種でも当てはまりますね。

 

■個性が突き抜けている人

料理が抜群においしく、料理が出てくるまでの時間も早いが、
一癖も二癖もある無愛想な人のお店

こんなお店があったら、あなたは行ってみたいと思いますか？

 

抜群においしいなら行ってみたい、と思う方と、
どんなにおいしくてもサービスはきっちりしてほしい、と思う方に分かれるかと思います。
それに、先程前提として紹介した「また行きたいと思えるお店」の条件とは
ややかけ離れた印象を受けます。

 

こうした、固定店舗だと敬遠されがちなお店がキッチンカーだと成功する可能性があるとのことでした。
何故だと思いますか？

 

次にご紹介する「成功するためのメニュー選び」でも触れるのですが、
キッチンカー事業において、ニッチなものは他の店舗との差別化が図れるため、
成功する可能性があると言われています。
店主が個性的であることも、他の店舗との差別化が図れるとも説明されていました。

 

 

■数字を把握している人、意識が高い人

移動販売だけに限ったことではありませんが、数字の意識をあげることは非常に大切です。

 

ここで言う「数字」とは、
・原価
・出店料
・売り上げ
・利益
・交通費
などが挙げられます。

 

こうした数字を把握しておくことで、経営計画が立てやすくなります。

 

移動販売は固定店舗に比べ、安価で始められるからと
こうした数字の把握をせずに事業を始められる方も中にはいらっしゃるそうです。
大前提でもお伝えしていますが、
固定店舗経営と同様の意識を持つことも大切なポイントです。

 

 

メニューは、キッチンカーでの経営を左右すると言われるほど重要なものです。
そこで、キッチンカーで成功しやすいと言われているメニューをご紹介します。

 

 

■原価が安く販売価格が安定しているメニューを選ぶ

クレープ、たこ焼き、ピザなどの
原価が安く販売価格が安定しているメニューは、
キッチンカーでも販売しやすいメニューのひとつです。

 

粉もので原価が安いにもかかわらず、一般的な販売価格は安定しています。
そして、トッピングなどでアレンジもしやすく、季節感や独自性を出すこともできます。
粉ものは常温保存も可能というメリットもあります。

 

 

■認知に時間のかかるニッチな料理は移動販売に向いている！？

先程もご紹介したメニュー以外にも、
インドネシア料理やトルコ料理、
メキシコ料理といったニッチに分類されるメニューをあえて販売するのも
話題性があって他の店舗との差別化を図れるのでは、と解説されていました。

 

ただし、ここでも忘れてはいけないのが「とにかくおいしい」ことです。
個性的な料理を提供するからこそ、おいしくないと本末転倒です。

 

 

■普通だけど、「絶対」な単品メニューを作る

キッチンカーによる移動販売が固定店舗に勝てない点があります。
それは、お店の雰囲気で客をとりこむことが難しいということです。

 

行きつけのカフェを思い浮かべてみてください。
インテリア、照明、BGMなど、雰囲気でお客様を癒し、
メニュー以上に心を掴むことがあります。
キッチンカーではこうしたカフェのような雰囲気を作ろうと思うと、なかなか難しいです。
キッチンカーにとって、勝負のポイントは雰囲気ではなく商品の質と個性、
調理に時間のかからない単品メニューから、看板となるようなメニューを作るとよいでしょう。
定番と言われるカレー、から揚げ、たこ焼き、クレープのような
「普通で、変わり種の商品ではない」ものから選ぶことも大切です。

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以上、
前編、中編、後編とキッチンカー事業についてまとめてきました。

 

実際に私自身がキッチンカー関連のオンラインセミナーを受講しても、
毎回参加者が多く、
新規創業、第2創業を検討されている方が増えてきていることを実感します。

 

コネクト22でも、
キッチンカー事業の新規創業、第2創業のご相談の対応をしております。
何を聞けばよいかわからない、車についての知識が全くない、販売場所も決まっていない
そのような状態でのご相談も、お気軽にご相談ください。

 

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