今月から確定申告の申請受付が始まりますので、表題のセミナーを企画しました。

平素からお世話になっている、税理士の住江忠彦先生に講師をお願いしました。

 

　本セミナーでは、確定申告書Aが廃止され統一書式となったことなど、令和4年分の改正について、又インボイス制度と電子帳簿保存法など確定申告に影響があるもの等を取り上げられました。

 

 

申告における重要ポイントとして

　●平素から請求書・領収書等は整理して帳簿、書類等と共に保存しておくこと
　●月次処理として元帳は早期に小まめに記帳し取引の確認ができるようにしておくこと
　●日頃から事業用の預金口座や事業用の現金を分けて残高チェックしておくこと（家計と分ける）
　●申告書作成は会計ソフト等を利用し、帳簿作成はシステム化することが重要であること
　●申告処理はまず所得控除チェック、税金計算において税額控除チェックすること
　●青色申告を利用すれば、節税に繋がるメリットがあること
　●決算は前年、前々年の決算と並べて各金額の増減をチェックし差額要因を把握しておくこと

等を挙げられました。

 

 

 

　その中で、先生が税理士として事業所実地で確認された経理上の問題点や申告上の改善点等具体的な事例を交えて分かり易く説明されました。

ご参加された皆様は、メモを取るなど熱心に受講されていました。

 

住江先生にはセミナー終了後、一般的な質問にもご対応いただくなど厚くご指導賜り、どうも有難うございました。

 

 

防府市中小企業サポートセンターコネクト２２では、今後とも事業者の皆様方のお役に立つセミナーを企画してまいりますので、これからもどうぞ宜しくお願い致します。