ロングセラー商品に新たな付加価値をつけ、更に人気の商品へ
~日経MJ 9月9日号より抜粋~
コネクト22・情報発信担当の岡村です。
十数年前、
中国に1週間滞在をした際、シャワーの水が黄色くザラザラしていたため大変驚きました。
日本に住んでいるとまず体験しないことなので、今でも強く印象に残っております。
ただ、同じ日本国内でも、
場所によって、使用するシャワーの水が合わず、
髪がパサパサになった等の影響を受けた経験のある方もいらっしゃるのではないでしょうか。
私も同様の経験があります。
一日の終わりに、リラックスタイムに、
お風呂は欠かせない時間になっていますので、
バサバサ、ガサガサに悩むことなくお風呂時間を楽しめたらいいですよね。
・シャワーヘッドを交換する
・蛇口に浄水器を取り付ける
・塩素除去剤を使用する
など、様々な方法がありますが、
水道水の塩素を減らすことができる、
お風呂で使用する「アレ」について書かれた記事を見つけましたので、
ご紹介します。
日経MJの9月9日号の記事です。
花王は主力の入浴剤「バブ」シリーズを刷新した。
水道水中の塩素を減らし、肌と同じ弱酸性にする技術を採用した。
飲料水の質に敏感な消費者が増えていることから、水質にこだわる入浴を提案し、
新たな市場の開拓を狙う。
無香料、無着色タイプなど計7種類を展開、
家族や個人それぞれで入浴時間を楽しめるように提案する。
「バブ」と言えば、
日本国民なら誰もが知っている入浴剤のひとつかと思われます。
花王より発売されている「バブ」は、
1983年に発売されて以来、ロングセラーとなっている商品です。
炭酸ガスによって温浴効果を促進することで、 肩こりや疲労、腰痛、冷え性などの効果が期待できます。
ゆずやひのき、ローズなど香りを楽しめるタイプのものや、
無香料・無色透明のもの、 無香料・乳白色のものなど、全38種類あります。
水道水中の塩素を減らし、弱酸性のお湯に仕上げるために、
アミノ酸の一種を配合することで、
水道水から受けるピリピリとした感触を解消できる仕組みになっています。
2019年8月に発売した女性向け入浴剤
「バブ for SKIN(フォースキン)」で採用した技術を、
お風呂の水でもいいものを求める需要が増えているとみて
「バブ」の中心カテゴリーへの採用を決め、
「さら湯(水道水を使ったお湯)」よりも、
肌に優しい点を訴求、従来の温浴効果に加え、
乳児も含めた家族向けの商品として
「水質の良さ」を新たな付加価値としてアピールしたと
記事に書かれていました。
花王の集計によると、
家族で過ごす時間が増え、お風呂での時間にこだわる人が増えているからか、
4~5月の売上高は前年の同じ時期と比べて約1割増えたそうです。
ロングセラーと呼ばれる商品に、
今の時代のニーズに合った付加価値をつけることで更なるヒットが生まれます。
「当たり前を疑え」という強烈なキャッチコピーが印象的だった
亀田の柿の種の国民投票も記憶に新しいのではないでしょうか。
従来の、柿の種6:ピーナッツ4という比率から、
投票結果で一番多かった、柿の種7:ピーナッツ3にリニューアルされました。
バブのように新たな付加価値をつけることや、
柿の種のように比率を見直すなど、
長く愛された商品に少しの変化をもたらすことで、
突破口が見つかることがあります。
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