セミナータイトル：職場のモチベーションアップセミナー
講師：(株)Gentle 代表取締役 中村成博　氏
主催：防府商工会議所

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コネクト22・情報発信担当の岡村です。

 

一番の課題・悩みは『人材について』という企業様も少なくないかと思います。

 

「社員のモチベーションを上げたい」「チームのモチベーションが下がっている…」
さらには「私自身、なんだか最近モチベーションが上がらない（やる気が出ない）」
という話を聞くことがあります。

 

モチベーションが上がらないといって、ただひたすら待っていてもモチベーションは上がりません。

 

その「モチベーションアップ」のヒントを得るために参加した、
今回のセミナーのお話を簡単にまとめてみます。

 

 

今回のセミナーの中で、
“信頼が育まれるコミュニケーションの秘訣”をいくつかご紹介いただきました。
その中から、3つ、ご紹介します。

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①人の特性を知る

人は、できていないものや欠けているものに自然と目が行くそうです。
（認知不協和という現象）

 

欠けている部分が気持ち悪く感じるために起きる現象のようです。
人に当てはめると、「無意識に、欠点やあら探しをする」
という事になります。

 

自身に置き換えたときに、長所は多く出ないけど、
短所はたくさん出てくるという方、
心当たりがあるのではないでしょうか。

 

自分自身や周りの人に対しても、
欠点を見ようとせず、良いところを探し、褒めてあげる
事から始めてみようと思いました。

 

 

②ハートコンタクト

初めて聞く言葉で、検索したところ出てこず。

こちら、講師の中村先生の造語でした。

 

アイコンタクトなら知っているという方も多いかと思います。
目を向ける、目を合わせる事ですね。

 

ハートコンタクトは、
「目だけじゃなく、体ごと相手に向ける」、
そう、
ハート（心臓）を相手に向けて会話をする事
を指しています。

 

何か作業をしながら話を聞くと、顔（目）は相手を向いていても、
ハート（心臓・体）はパソコンやデスクなどの別方向に向いている事、
経験ある方もいらっしゃるのではないでしょうか。

 

この場合、
話している相手よりも、パソコンで行っている作業の方が大事と
伝わってしまいます。

 

相手にハートを向けて話をすると、
「私はあなたを大切にしていますよ」という事が
しっかりと伝わります。

 

今すぐにでも実践したいと思いました。

 

 

③フィフティー・フィフティーの法則

仕事を円滑に進めるためには、自分だけで行うのではなく、
いい意味で人に頼っていくことが重要です。

 

相手に仕事を依頼する時、
「自分は今からこの仕事をするから、あなたにはこの仕事を頼みたい」と、
自分が何をするか先に伝えると、人は不満を持たずに
仕事を引き受けてくれるようになります。

 

自分と仕事を頼む相手とは、
フィフティー・フィフティーである、
取り組む仕事においては、対等な関係である
という考え方で、人に仕事をお願いしていくことが重要という事でした。

 

また、相手が受け入れやすい指摘・注意の仕方もお話しいただきました。

 

何かを指摘・注意されるとき「何でこんな事もできないんだよ！」と
頭ごなしに言われ、多少なりムカッとした経験、
誰しもあるかと思います。

 

「そんな言い方しなくても。」って思った事、ありませんか？

 

そして反対に、「何であんな言い方してしまったんだろう・・・。」と
落ち込む事、ありませんか？

 

「それもいいね！いい考えだね！」と相手の事をまず認め、
「こっちもいいよ。」と提案をしてみて下さい。
相手に認めてもらえる（マルをもらえる）事で、
意見を受け取りやすくなります。

 

私の身近に、まさにコレを自然に実践されている方がいます。

 

「さすがですね。」とまずは相手の仕事を認め、
「もっとココをこうすると良くなりますよ。」と意見を言われます。
ストンと言葉が入ってきます。

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モチベーションダウンの3つの要因のうち、1つが『人間関係』と言われています。

 

その、人間関係を改善できれば
社員のモチベーションダウンを防ぎ、退職者も減り、人がどんどん集まる・・・
と言葉にすれば簡単に聞こえますが、
従業員からの信頼を得る、関係性を作る事は
一朝一夕で出来る事ではありません。

 

だからこそ、今回のセミナーは気づきの連続でした。

 

個人的には『北風と太陽方程式』のお話も印象に残りました。
相手を変えようとせず、自分が変わる事でうまくいくことも多いなという
再発見もできました。

 

セミナーは、現在の自分の姿を振り返るいい機会にもなります。是非ご参加ください。